後援会の取組み

 後援会だより(R5年度)

 

71日に、後援会役員になったばかりの方々に対して各施設が日頃どんな活動をして

いるか知ってもらうために、それぞれの施設が記録した動画や写真を写しながら説明

しました。他施設をまだ見学したことのない職員さんも特にぽぷら八王子やとぶきふ

ねんのメンバーさんの作業に感心していたようです。

新役員を選出し、後援会の活動が再スタート

  コロナのためここ数年間総会も役員会も休止状態で、旧役員も退任されました。

 旧役員の皆様長い間ごくろうさまでした。各施設から新たにご家族の方一名と職員さん

 1名を選出していただき、71日に第1回目の役員会が開催され、役員が選出され、方針、

 予算を決定して新体制が発足しました。

1.後援会発足(平成14年頃)から現在までの活動の概要が説明された。(岩澤理事)

  ふきのとう、ころぽっくる、ひのき工房の施設作りやふきのとう工芸祭、いちょう祭

  などへの協力。

  利用者の団体生命共済の掛け金の半分を後援会から出してもらっていたこと。

  又、後援会としてグループホームの研修会も開催。

 

2.令和4年度決算報告(別表1)

  旧役員の皆さんが退任されたので蕗の会の本部井上職員が引継ぎ、決算報告をさせて 

  いただき承認されました。試験的に後援会費納入の返礼品として、ひのき工房で作っ

た木製クリップを御礼としてお渡ししました(3名)。

3.後援会活動の進め方について

  新しい後援会の再出発に当たり、後援会活動の必要性と重要性について岩澤理事より

  話がありました。相模原の津久井やまゆり園の事件や最近起こっている老人施設での

職員による虐待など御家族や地域住民が日常的に出入する開かれた施設では起こりに

くいのではないでしょうか。御家族の皆さんや地域の方々が、施設や利用者の日常活

動に関心を持ち、疑問や意見を出し合うことが重要だと思いますし、そのための後援

会活動が必要だと思います。例えば、各施設で事業報告会を行い、施設に要望を出し

たり、家族同士でも意見交換するなど、交流の場を設けることが大切です。自分の家

族の利用する施設だけでなく、例えばころぽっくるの放課後等デイサービスの児童が

卒業後のために生活介護(ふきのとう)、就労継続支援B(ひのき工房、ぽぷら八王

子)、就労(ぽぷら八王子、とぶきふねん)、の施設を見学し、そこを利用している親

御さんの意見を聞くことも良いと思います。

4.役員互選

   次の方々が新しい役員に決定されました。敬称略,(利用者家族施設名)*職員

  会長      前田  英勝(とぶきふねん)

副会長    上原 剛(ひのき工房)      鶴谷 啓一*

事務局長   木原 法子*   

事務局      中村 文宣*

幹事     佐藤 とみ江(ふきのとう)、新島 紫(ころぽっくる)、

       小川 栄一(ぽぷら八王子)、遠藤 雅文*

会計     井上 奈津子*      

会計監査   上杉 由美*、廣田 律子*   

 5.後援会会則の一部修正と後援会経理規程が承認されました。

蕗の会後援会会則(改定)

蕗の会後援会経理規程(新規)

6.令和5年度 活動方針

     利用者(家族)、職員の全員参加をお願いします(会費 : 1人1口 1,000円)

     役職者は、友人・知人に後援会を勧めます

     施設ごとに、年1回以上活動報告・見学会を実施します(他施設の報告会にも参加可)

     会員の施設見学、交流会などを企画します

     法人の行う新施設開設資金や、災害見舞金のカンパに協力の呼び掛けを行います

注:蕗の会の各施設、ふきのとう、ころぽっくる、ひのき工房など、役職員はじめ、利用

者家族、更に全国の友人、知人からの貴重なカンパで開設してきました。また赤い羽

根共同募金や各種支援団体様から送迎車等の助成もいただいております。従って私共

蕗の会は今後も共同募金や災害見舞金を続けていきます。

 7.令和5年度予算(別表2

   別表の通り予算が承認されました。

 8.利用者家族新役員の皆様からの意見、感想等

 ・障がい者の働く場を創って頂いてありがたい。後援会役員として協力していきたい。

 ・今まで子供を育てるのに必死で大変だったが今後は前向きに考え施設のために出来る 

   だけ協力していきたい。

・現在別の場でボランティア活動を行っているので厳しいが自分の出来る範囲で良けれ

 ば引き受けましょう(会長)

・全労済(団体生命共済加入)のことを強調すると後援会は全労済の会費を納めるため

 と誤解されるので親御さんや会員に納得できるように説明すべきではないですか。

(法人の追加説明:発足当時、障がい者が亡くなったりケガをした時に入れる保険があ

りませんでした。その後、全労済団体生命共済ができ利用者が加入できるようになり、

今迄に10名の方がお亡くなりになり百万円の見舞金が支払われ御家族にお渡しして

おります)

 ・自分の施設の問題点を具体的に発言して改善していくことが必要ではないでしょうか。

 ・現施設の安全対策や修繕費にお金を使うべきではありませんか。

 ・計画中の新施設のために後援会のお金を充てるのはどうなのでしょうか。

 (法人の追加説明:後援会費を新施設建設費用に充てさせていただくということではな

  く、法人が行う資金集めなどに、後援会から広く協力の呼びかけをお願いしたいとい

うことです。との説明で、御理解をいただきました)

・後援会費をどのように使うかについては、今後役員会で議論し、検討していきます。

 

「蕗の会後援会」 令和4年度決算報告 別表 1

 

「蕗の会後援会」 令和5年度予算 別表 2

令和4年41日~令和5年3月31日

 

令和5年4月1日~令和6年3月31日

科 目

収 入

摘 要

 

科目

収入予算額

摘 要

会費

500,000

会員数  78

 

会費

600,000

会員数100

繰越金

1,244,645

 

 

繰越金

1,428,963

 

1,744,654 

 

 

2,028,963

 

科 目

支 出

摘 要

 

科目

支出

摘 要

施設援助費

300,000

全労済掛金(半額負担) ころぽっくる行事費を含む

 

施設援助費

700,000

全労済掛金(全額負担) ころぽっくる行事費を含む

振込手数料

13,777

口座徴収料金

振込手数料

18,400

口座徴収料金

通信費

825

トークン発送料

通信費

10,000

 

返礼品

1,080

 

 

会議費

15,000

 

 

 

 

消耗品費

20,000

返礼品

 

 

 

雑費

20,000

 

 

 

 

 

予備費

50,000

 

繰越金

1,428,963

 

 

繰越金

1,195,563

 

1,744,645

 

 

2,028,963

 

  

「全労済団体保険」加入の経緯について(法人からのご説明)

利用者さんのご家族からの要望で団体保険に加入し、ふきのとう開設後の平成4年(‘92)頃から継続しており、支払い対象となったご家族の方からは感謝されています。保険対象者は、障害福祉サービス事業(生活介護/就労B)の利用者さん全員です。(雇用契約のある就労A、一般就労のメンバーさんはR5年度(‘23)より「社会福祉従事者相互保険」の方に加入し法人が負担しています)

R4年度(’22)までは後援会と各施設が半分ずつ負担して加入していました。

現在の保険内容:病気ケガによる入院保障:11,000円、1回の入院で180日まで

     病気による死亡:100万円、不慮の事故による死亡・重度障害:200万円

     不慮の事故による後遺障害:490万円

再スタート会議の様子2023.7.1